野毛 はあと 居酒屋 日本酒 体験記|雨上がりの路地裏で出会った雪の茅舎

野毛の路地裏で出会った、はあとでの一夜

野毛の夜は、いつも少しだけ予想を裏切る。
この日は土砂降りの雨の中、桜木町駅から歩き、路地裏にある「はあと」へ向かった。
馬肉料理と日本酒が楽しめるこの店で出会ったのは、印象に残る一杯「雪の茅舎」。
雨上がりの空気とともに、ゆっくりと夜がほどけていった。

この店はこんな店

「はあと」は桜木町駅近く、野毛の路地裏に佇む落ち着いた雰囲気の店。馬肉料理が中心で、馬刺しをはじめとした質の高い一品と、日本酒をゆっくり楽しめるのが特徴。賑やかな野毛の中でも、少し静かに飲みたい人や、日本酒と料理の相性をじっくり味わいたい人に向いている一軒。

野毛の路地裏にある居酒屋はあとの外観

そんな一軒で過ごした、この日の夜の記録を。

雨の桜木町、少し早めの一杯から

久しぶりの野毛での飲み会。
しかし、この日はあいにくの土砂降り。
桜木町に着いた頃には、すでにびしょ濡れだった。

それでも、不思議と足取りは軽い。
こういう夜ほど、いい一杯に出会える気がする。

少し早く着いたので、ぴおシティ地下の立ち飲み屋で軽く一杯。
立ち飲みのざわつきの中で飲む酒は、身体を整えてくれる。

路地裏にひっそりと佇む「はあと」

後輩と合流し、軽く飲んだあと本日の目的地へ。
向かったのは、野毛の路地裏にひっそりと佇む「はあと」。

表通りは若者で賑わっているが、
一本裏に入ると、昔ながらの空気が漂う。
その奥に、この店はあった。

路地の外と中、そのギャップが心地いい

店に入ると、柔らかな接客に迎えられる。

外の空気とは対照的に、店内は落ち着いた雰囲気。
カウンターとテーブル席、そして奥には個室。

今回はその個室に通され、徳丸商店の店主と合流。
静かに会が始まった。

馬肉料理と、じわりと進む酒

この店は馬肉料理が中心。

馬ベーコンのシーザーサラダから始まり、
炙りポン酢、メンチカツと、次々に料理が並ぶ。

どれも美味しいが、やはり印象に残るのは馬刺し。

はあとの馬刺し盛り合わせ

本日の盛り合わせは5種。それぞれ部位ごとに異なる味わいが並ぶ。
少しずつ楽しみながら、箸を進めていく。
その中でも、赤身の旨みとたてがみの脂を合わせた一口は、まるで霜降りのような奥行きが広がった。

思わず、酒が進む。

店だけの一杯「松亮」から始まる夜

日本酒のラインナップも魅力的だ。

最初に選んだのは、松みどりを醸す中沢酒造に仕込んでもらった、
店だけのプライベート銘柄「松亮」。

はあと限定日本酒 松亮(中沢酒造のプライベート銘柄)

こういう一杯に出会えると、その店の奥行きを感じる。

その後も、十六代九郎右衛門、高千代、裏多賀治、町田酒造、川鶴と、
気づけばグラスが空くことはなかった。

今日の一杯:雪の茅舎 純米吟醸 生酒(ゆきのぼうしゃ)

雪の茅舎 純米吟醸 生酒の一杯

雪の茅舎 純米吟醸 生酒。

後半に差し掛かった頃に出会った一杯。
フルーティーな香りと、口に含んだ瞬間のフレッシュさ。
「ああ、これ好きだな」と自然に思える酒だった。

馬刺しとの相性も良く、
気づけば表情がゆるんでいる。

こういう一杯があるから、やめられない。

雪の茅舎 純米吟醸 生酒の豆知識

蔵の自然な微生物の働きを大切にし、「櫂入れ・濾過・加水を行わない」独自の製法で醸造。新酒ならではの華やかな香りと清涼感、きめ細かな酸と調和のとれた香味が特徴。フレッシュで軽やかな飲み口と、自然の力を生かした味わいが魅力の季節限定の生酒。

雨上がりの野毛、もう一軒へ

店を出ると、あれほど激しかった雨はすっかり上がっていた。

後輩の口から出た、少し照れくさそうな恋の話。
酒の余韻と重なって、気分はどんどん軽くなる。

野毛は、二軒では終わらない街だ。

もう一軒、と足を向ける。
夜の路地に、ゆっくりと溶け込んでいった。

まとめ

野毛の喧騒から少し離れた路地裏で、落ち着いて馬肉と日本酒を楽しめる一軒。店だけの一杯や丁寧な料理に出会える時間は、ゆっくり飲みたい夜にちょうどいい。賑やかな野毛に疲れたときや、じっくり一杯と向き合いたいときにおすすめしたい店。

こんな人におすすめ

  • 野毛で少し落ち着いて飲める店を探している人
  • 馬刺しなどの馬肉料理と日本酒を一緒に楽しみたい人
  • 賑やかな店よりも、ゆっくり一杯を味わいたい人

店舗情報

  • 店名:はあと
  • エリア:野毛(横浜・桜木町)
  • 最寄駅:桜木町駅 徒歩5分前後
  • 予算:5,000〜6,000円前後(食べログ参考)
  • 雰囲気:路地裏の落ち着いた空間、カジュアルながらゆっくり飲める

 👉 はあと(食べログ)

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