【鴨居×日本酒】還暦おめでとう!鳥みきで広がる笑顔の輪

病院のこと

昨日は病院に行った。検査の結果、γ-GTPがまた増えており、本気で禁酒をすすめられてしまった。
ここしばらくは控えていたつもりだったので、正直ショックである。
それでも頭の片隅で「そろそろ本当に禁酒を考えねば」と思いながら、お酒の会へ向かった。

還暦の会へ

この日の会は、以前紹介した鴨居「鳥みき」の店長さんの還暦祝いである。
十四代、新政、くどき上手など、十種類以上の銘酒が用意されているとのことで、自然と気分も高まった。
なかなかお目にかかれない限定酒に出会えることを期待しながら入店した。

店の様子

店は貸し切りであったが、広い店内は立錐の余地もないほどの盛況であった。
これだけの人が集まるのは、店長の人望の厚さを示しているとすぐに分かった。
私はいつもの飲み仲間と同じ卓につき、さっそく談笑が始まった。

並んだ酒と料理

還暦の会が始まると、予想通り、普段なかなか口にできない酒が次々と登場した。
金賞受賞酒や古酒もあり、而今や幻舞にも巡り会えた。
また、一升瓶の新政を目の当たりにしたのは初めてのことであった。

お酒一覧

料理も実に豪華である。刺身や鰻が並び、さらには伊勢海老までふるまわれた。
身はぷりぷりで、口に入れた瞬間に至福の気分が広がった。

鳥みきの料理

今日の一杯:十四代 双虹 2024(じゅうよんだい そうこう)

十四代双虹

今回ふるまわれた十四代は、双虹・龍月・龍泉の三種。
いずれも普段の十四代と比べても別格の味わいで、それぞれが強烈な印象を残した。
その中でも、とりわけ自分の好みに寄り添ったのが「十四代 双虹」である。
果実の香りと繊細な甘みが、心に残る余韻を残し、飲み終えたあとも余韻に浸ってしまった。

十四代 双虹 2024の豆知識

山形の高木酒造が醸す「十四代 双虹(そうこう)」は、二筋の虹を思わせる華やかさを備えた大吟醸である。
兵庫特A地区の山田錦を極限まで磨き、伝統の「七垂二十貫」により雫のみを集めて仕上げられる。
その味わいは果実を思わせる香りと柔らかな甘みが調和し、口中に優雅に広がる。
年間の出荷量はごくわずかで、入手困難を極める。まさに日本酒の頂点に位置する存在である。

余韻と帰路

帰りの電車では、仲間と還暦の会の余韻を語り合った。
奥様やご家族に祝福される姿を見て、自分もあのように節目を迎えられたら幸せだろうと思った。
美味しい料理と酒に恵まれた一日であった。
さあ、明日からまた日常に戻り、仕事に励もう。

訪れたお店:鳥みき(場所:横浜 鴨居)

横浜線・鴨居駅近くにひっそりと佇む、日本酒好きにはたまらない居酒屋「鳥みき」。
まず、壁際の冷蔵庫には一升瓶がずらりと並び、希少な日本酒も顔をのぞかせるため、どれを選ぶか迷う時間さえ楽しい。
そして刺身や香ばしい焼き鳥など、日本酒と相性抜群のつまみを味わえば、自然と幸せな気分になる。
時間を忘れてじっくり楽しめる、訪れるたびに温もりを感じる居心地のいい酒場だ。

  👉 鳥みき(食べログ)

以前横浜・鴨居の鳥みきを訪れた際の話もあわせてどうぞ。
こちらもまた違った魅力にあふれています。

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