【酒屋】徳丸商店で広がる日本酒の世界と川中島 幻舞

今日の気分

まだ6月というのに、真夏のような日差しが照りつける午後。
今週は仕事に追われる日々で、心も体も少しくたびれていた。そんな週末、ひと息つこうと、久しぶりに酒屋へと足を運ぶことにした。
向かったのは、横浜・日ノ出町と伊勢佐木長者町の間にある「徳丸商店」。
この店の店主と日本酒の会で出会い、その人柄と話の面白さに、日本酒の世界に夢中になっていった。そんな原点のような場所だ。

街の雰囲気と酒屋との再会

徳丸商店の店内風景

土曜の昼どき。店内は落ち着いた静けさに包まれていた。
残念ながら店主には会えなかったが、代わりに応対してくれたお店の方がとても親切で、日本酒の話に自然と花が咲いた。
ブログで紹介してもいいか尋ねると、「どうぞ」と快く受け入れてくれた。地元・神奈川の地酒を中心に揃えているとのことで、後から公式サイトを見てみると、全国72銘柄を扱っているようだ。

酒屋の魅力と角打ち体験

ご厚意で、店内で角打ちまでさせてもらうことに。
買うだけのつもりが、気づけば10種類近くを試飲していた。
先日イベントで飲んで美味しかった「萩錦」、そして、大好きな「川中島 幻舞」を購入。
酒と人と場所がつながる、そんな時間にすっかり癒されてしまった。

今日の一杯:川中島 幻舞 (かわなかじま げんぶ)

川中島 幻舞 純米吟醸 金紋錦の瓶

今回手にした「川中島 幻舞 純米吟醸 金紋錦」は、後日、後輩の家に差し入れとして持参。
芳醇な香りとキレのある酸味がとても心地よく、みんなからも大好評だった。
自分の好きな味を誰かと分かち合える、それだけで嬉しくなる一杯だった。

川中島 幻舞 金紋錦の豆知識

長野・酒千蔵野の「川中島 幻舞 金紋錦」は、希少米・金紋錦(きんもんにしき)を使った無濾過生原酒。
メロンや白ブドウのような上品な香りと、甘み・旨みの厚みが魅力。
中盤から苦みが効いて、キレのある後味にまとまる。
華やかすぎず落ち着いた雰囲気で、食中酒にも向く。
女性杜氏の丁寧な造りが光る、信州らしい一本。

また訪れたくなる場所

店主に会えなかったのは少し心残りだったが、近いうちにまた顔を見に行こうと思う。
これから夏本番。今年も美味しい夏酒に出会えることを願って、そっと家路についた。

🍶 おじ散歩 日本酒メモ

 川中島 幻舞 純米吟醸 金紋錦(長野
 ・長野県木島平村産の超希少酒米「金紋錦」を100%使用
 ・精米歩合55%、アルコール度数約16度(無濾過生原酒)
 ・酒米はたかね錦と山田錦の交配品種で、村外流出を制限した地元特産品 
 ・5月下旬上槽後、約3か月間7℃で熟成され、味が開いて出荷される
 ・蔵は1540年創業の歴史ある信州最古級、女性杜氏・千野麻里子氏が丁寧に醸す

  👉 株式会社酒千蔵野 公式サイト

訪れたお店:徳丸商店(場所:横浜・日の出町)

横浜・日ノ出町と伊勢佐木長者町のあいだ、裏通りにひっそりと佇む「徳丸商店」。
神奈川の地酒を中心に、店主が自ら選んだ全国の銘酒がずらりと並ぶ。
焼酎や果実酒も揃っていて、贈り物にもぴったりな品ぞろえだ。
店主やスタッフの方は酒に詳しく、話すたびに新しい酒の世界が広がっていく。
これまでに周年イベントなどで大きな試飲会を開いたこともあり、地元でじわりと存在感を放っているお店だ。

  👉 徳丸商店 公式サイト

以前横浜を散歩した際に行った麺処 にぼし香(元横浜丿貫)もあわせてどうぞ。こちらもまた違った魅力にあふれています。

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