今日の気分
今日は毎月のお楽しみ、大将のお店へ行く日。
コロナ禍の頃に知り合いの紹介で足を運んだのがきっかけで、以来、毎月の会に参加させてもらっている。
街(お店)に行ったきっかけや雰囲気
大将のお店は、知人の縁がなければ辿り着けない隠れ家。
ビルの急な階段を上がると、現れるのは手動で開け閉めする古いエレベーター。
初めて来たときは「壊れないかな」と不安になったのを思い出す。

入った店の様子
そんな外観とは裏腹に、店内では美味しい料理とお酒が待っている。
特に魚は絶品。福岡から空輸された鮮魚に、思わずため息が出る。
博多出身の大将ならではの郷土料理も楽しめ、毎回うれしい驚きがある。

飲んだ日本酒の感想
日本酒もまた格別。大将が全国を巡って手に入れた貴重な銘柄を惜しげもなく出してくれる。
きっと無理をしてくれているのだろうが、そのおかげで普段は出会えない一杯に触れられる。
これまでには、日本酒だけでなく、希少な焼酎やウイスキーもいただいたことがあり、その度に味わいの幅の広さに驚かされてきた。感謝と幸せがいつも胸に残る。

今日の一杯:初亀 秘蔵純米大吟醸 亀

今回心に残ったのは「初亀 秘蔵純米大吟醸 亀」。
グラスを口に運んだ瞬間の香りの広がり、フルーティーで奥行きのある味わい。
入手困難と言われるのも頷ける、特別な一杯だった。
豆知識:初亀 秘蔵純米大吟醸 亀(はつがめ ひぞうじゅんまいだいぎんじょう かめ)
「初亀 秘蔵純米大吟醸 亀」は、静岡最古の蔵・初亀醸造の看板酒。
兵庫・東条の山田錦を用い、50日以上の発酵と氷温で三年以上の熟成を経て生まれる。
1977年に“1万円を超える日本酒”として登場し、当時は話題をさらった。
やわらかな口当たりと熟成の深みは、日本酒の懐を示す象徴的な一本だ。
最後に
大将のお店は、これまで秘密にしてきた特別な場所。
けれど今回は「書いてもいいよ」と言ってもらえたので、あえて綴ってみた。
こんな素敵な店が、これからも長く続いてほしいと心から願う。
🍶 おじ散歩 日本酒メモ
初亀 秘蔵純米大吟醸 亀(静岡)
・「初亀 秘蔵純米大吟醸 亀」は、静岡の老舗・初亀醸造が手掛ける特別な純米大吟醸。
・兵庫・東条の山田錦を用い、50日以上の発酵と氷温で3年以上熟成させている。
・フルーティーで奥行きのある香りと、まろやかで深い味わいが魅力。
・1977年には“1万円を超える日本酒”として話題を呼んだ歴史ある一杯。
・日本酒の可能性を感じさせる、特別な一本として多くの愛好者に親しまれている。
以前湯島を散歩した際に行ったすし初もあわせてどうぞ。
こちらもまた違った魅力にあふれています。
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